W211とR230のブレーキはSBCという特殊なシステムで、専用テスターと加圧式オイルタンクがないとブレーキオイルの交換ができません。
ブレーキシステムのポンプを専用テスターで作動させて、2~3リットル抜き替えます。
弊社では両方とも揃っていますので安心してお任せ下さい。
ブレーキオイル交換も1年に1回が推奨されていますので、定期点検の際にはぜひご用命ください。
車検整備の際に発見しました。片方は6mmも残っているのに、もう片方は1mmしかありませんでした。タイヤを手で回したら重く、ピストンが固着してブレーキの引きずりをおこしていました。
リアブレーキキャリパーをオーバーホールして、ピストンとキャリパーの錆をしっかりと落としてピストンがスムーズに動くのを確認しました。
ブレーキローターも引きずりのせいで偏摩耗していたため、ブレーキパッドと一緒に交換しました。
最後にしっかりとブレーキラインのエアー抜きをして走行テストに行きます。
ブレーキキャリパーのシールを替えるとブレーキを踏んだ時にフワフワした感覚があります。
ブレーキラインにエアーが入っているの?と皆さん不安に感じてしまいますが、シールが新しく弾力があるのでそう感じるのです。
しばらくすると落ち着いてきますのでご安心ください。
ブレーキはとても重要なので、何も不具合はなくとも10万kmを過ぎたらブレーキキャリパーのオーバーホールをしましょう!
フロントブレーキローターが随分減っているように見えたので、限度値が19.4mmなのにゲージで測ると18.5mmしかありませんでした。
フロントブレーキローターはベンチレーテッドディスクといって真ん中に空気を通す隙間があるので、全体の厚さは多く見えますが実は薄い2枚を合わせたものと思ってもらえれば解り易いです。
それなので、限度を超えて使うとローターが割れるという危険があるため、早めに交換したほうが安心です。
今回はブレーキパッドは8mmあるのでブレーキローターのみ交換しました。
ブレーキキャリパーを分解してピストンシールを交換します。これでブレーキパッドの片減りも解消されます。
車検時にお預かりしたのでこのままでは車検に合格できません。
診断を進めていくと、ESPコントロールユニットの不良が判明しました。
コントロールユニット交換で完了しました。
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