車検整備の際にプラグの点検をしたら、プラグホールがエンジンオイルで一杯になっていました。
走っても全く異常は感じられなかったので、お客様も不思議に思ったようで本当にオイル漏れがあるのか確認しにいらっしゃいました。
原因はシリンダヘッドカバーパッキンの劣化で、少しずつ漏れたオイルがプラグホールに溜まってこのようになってしまいました。
もし、プラグの点検をしていなかったら、イグニッションコイルやサプレッサーが壊れる可能性があったので、不具合が起きる前に発見できてよかったです。
プラグホールに溜まったオイルを吸い出して、サプレッサーをパーツクリーナーできれいにして元通りに組み付け、エンジンをかけると何事もなかったように調子よくまわっていました。
1年点検の際にプラグを点検したらこのような状態でした。
上が付いていたプラグで下が新品のプラグです。端子が減ってプラグギャップが広がっているのがよくわかります。これでは火花が弱くエンジンに力が出ません。
交換したあとは心なしかエンジン回転が滑らかになり、エンジンに力が出てきたように感じました。
ノーマルプラグは20000km毎に交換したほうがエンジンの調子はいいですし、燃費の向上やエコにつながりますよ。
車検整備時に発見しました。
エアマスセンサーの後ろで余分なエアーを吸うとアイドリングが不安定になったり、パワー不足を感じたりするので是非直しておきたいですね。
エンジンルーム内を点検中にオートマッミションオイルを見ようとして、同僚にシフトレバーを1周してくれるように頼んでエンジンを見ていたら、ずいぶん大きく前後に動くのでもう一度シフトレバーを1周してもらうと、マウントが完全に切れていました。
アームASSYを交換してシフトレバーを動かすとエンジンは動かなくなり、RレンジやDレンジに入れた時のゴンッという振動がなくなったのに感動しました。
車検点検時にエンジンオイル漏れを発見しました。タペットカバー左右からの漏れで、タペットカバーパッキンの交換を要します。
パッキン交換後にエンジン下回りをきれいに洗浄し、走行テストをしてオイル漏れがないことを確認して完了です。
W126のV8エンジンではお馴染みの故障なので、定期的に点検してもらいたいですね。
ボンネットを開けたらオイルが飛び散って大変なことになっていました。
原因はオイルフィルターケースとオイルクーラーの合わせ目からエンジンオイルが漏れてベルトにかかり、オイルがベルトで回されてエンジン全体に飛び散ってしまいました。また、オイルでベルトがふやけてそのカスも一緒に飛んでいました。
エンジン前回りと各プーリについたオイルとゴムのカスを根気よく取り除き、これからオイル漏れの修理に取り掛かります。
オイルフィルターケースを外して、オイルクーラーの間とシリンダヘッドの間のガスケットを交換します。更に、よく漏れるフロントカバーのガスケットも一緒に交換します。
あとはベルトとアイドルプーリを交換し、走行テストで漏れの無いことを確認して完了です。
今回のように大惨事になる前に、月に1度はボンネットを開けてエンジンオイル等のチェックをする日常点検を心がけましょう。
1年点検の際にベルトのヒビ割れを発見しました。
この状態でもすぐに切れたりすることはありませんが、早めに交換されたほうが安心して乗っていただけます。
クーラントの管理を怠るとエンジン内部に錆が発生します。4年毎に定期的に交換しましょう
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